双子ブログをはじめるにあたり、妊娠するまでの経緯を簡単にお話ししたいと思います。
受けてきた様々な不妊治療
双子を妊娠すると、『身内に双子の方がいるの?』『自然に(それとも治療)?』と聞かれることが多々あります。
私は5年近く不妊治療を続けた末、妊娠しました。タイミング療法、人工授精でもうまくいかず…体外受精を行うことを決心。採卵2回、体外受精8回目にして初めての陽性反応でした。やっと私たちのところに赤ちゃんが来てくれた!と嬉しくてたまらなかった気持ちは今でも忘れません。
受精卵を移植した日から妊娠判明まで
原則、受精卵は1つしか子宮内に移植しないのですが、妊娠の確率を上げるために受精卵を2つ移植することに決めた周期で妊娠しました。
その時に特別なことを何かしたわけではないですが…
移植する前に受精卵を見たとき、『元気そう、綺麗だな』と感じたことを覚えています。
ある日、夫婦で気分転換に遠出しました。行き先はブログのトップ画面にもなっている諏訪湖です。旅館も決めず、行き当たりばったりでした。
治療で疲弊した心身が解放されるような爽快感…とても楽しい時間でした。
その後、旅の疲労なのか、仕事の疲労なのか、毎日眠くて眠くて…妊娠判定の日も寝坊して診察時間に間に合わないんじゃないかと思うほど、とにかく毎日眠かったです。今考えれば妊娠初期の兆候でしたね。
妊娠陽性が判明した日、この時点では双子を妊娠しているなんて、まだ予想もしていませんでした。
不妊治療の辛さ
治療が結果にコミットしない…とても辛いです。
不妊の原因も不明で、どう改善したら良いのかわからない。
どれだけ頑張っても必ず妊娠するわけではない…もちろん分かっていて治療を続けることを選択しているのです。それでも行き場のない思いをどこにもぶつけることができないは、本当に辛いのです。
採卵の副作用でOHSS(卵巣過剰刺激症候群)にもなりました。
腹水がたまり大きくなった私のお腹を見た人が、『何か月ですか?』と聞いてきた時には、この世から消えてしまいたいほど、悲しい気持ちになりました。
最後に
『お子さんはまだ?』
『病院いったら?』
『双子って自然妊娠なの?』
…世間話でするような内容じゃないんです。
悩んでいても気軽に相談できないし、気軽に聞いて欲しい内容ではないんです。
だから、同じような人はいないか…と、私は毎日のように検索していました。
このブログも誰かの支えになっていければと思っています。